群馬県の山本一太知事は9日、自身の短文投稿サイト「ツイッター」に「犯罪者の一人」「詐欺師」などの誹謗(ひぼう)中傷のリプライ(返信)を多数寄せた投稿者を特定し、弁護士を通じ謝罪を受けたと明らかにした。山本知事は損害賠償は求めないという。
投稿は「ブログで私腹を肥やしている」「賄賂や不正献金のオンパレード」などいずれも根拠がない内容。昨年の春から夏にかけ頻繁に発信され、知事がアクセスを制限する「ブロック」をしてもアカウントを替えて投稿されたという。
山本知事は看過できないとして、昨年7月にプロバイダー責任制限法に基づいて発信者情報開示の仮処分を東京地裁に申し立てるなどして発信者を特定。今年5月に謝罪を求め、書面で謝罪を受けたという。
山本知事は手続きに1年近く要したことを踏まえ「簡素化が必要だ」と指摘。県が全国に先駆けて制定した「インターネット上の誹謗中傷等の被害者支援等に関する条例」を生かし、ネットリテラシー(情報判断力)の向上を図っていくとしている。
https://www.sankei.com/article/20210909-QRCHZZ2KPNICDLFNT3QCSDGKN4/