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2021年9月 4日 (土)

医師不足の小さな町の集団接種 94歳が一肌脱ぐ あふれる自信「まだまだ現役」 新型コロナ・鹿児島(4日)共同

肝付町の新型コロナウイルスワクチン集団接種で、94歳の医師が活躍している。いったんは現役を退いていたが、現場の人手不足を受けて問診担当として一時復帰した。行政・医療関係者は「おかげで接種が順調に進んでいる」と感謝する。
 ワクチン接種に一肌脱いだのは同町前田の内科医小野一夫さん。1962(昭和37)年に小野医院を開業し、2017年に閉院するまで55年間、地元の医療を支えた。その後もたびたび自治体の健康診断などに助っ人で参加していた。
 肝属東部医師会の山内慎介会長(59)から相談を受けたのは、今年5月中旬。高齢者対象のワクチン集団接種でどうしても医師が足りない日があり、「体調に問題がなければ手伝ってもらえないか」と持ちかけられた。小野さんは「役に立てるなら」と快諾した。
 6月から始まった高齢者接種と7月に鹿屋市であった県の大規模接種、8月末にあった一般向けの集団接種に計5回参加。同月29日には町民約60人を問診し、体調や接種回数について手際良く聞いていった。
 山内会長は「少ない人数でいかに対応するか考えている中、小野先生の力添えは非常にありがたい」。小野さんは「まだ現役でやれるという自信はあり、仕事ができるのは楽しい。昔の患者の顔が見られるのもうれしくて一石三鳥」と笑った。
https://373news.com/_news/storyid/143119/

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