7月に投開票された東京都議選の板橋区選挙区(定数5)で再選を果たした、元都民ファーストの会の木下富美子氏(54)が選挙期間中に無免許運転で人身事故を起こしていた問題で、警視庁は17日、自動車運転処罰法違反(無免許過失運転致傷)、道交法違反(無免許運転・報告義務違反)の疑いで、木下氏を書類送検した。木下氏は容疑を大筋で認めている。
書類送検容疑は7月2日午前7時26分ごろ、東京都板橋区高島平の交差点で無免許で乗用車を運転、バックをした際に後方で停止していた乗用車と衝突する事故を起こし、その事故を報告しなかったとしている。
この事故で、後方で乗用車を運転していた50代の男性と同乗者の妻は頸椎(けいつい)捻挫などの軽傷を負った。木下氏は街頭演説に向かう途中だったが当時、免許停止期間中だったという。
警視庁交通捜査課によると、他にも木下氏による5月から6月にかけての6件の無免許運転を確認しているという。
木下氏は産経新聞の取材に対し、「2日が免停期間の最終日で(免停期間が終わっていると思い)運転しても大丈夫だと思っていた」などと釈明していた。
事故発覚後、都民ファは木下氏を除名処分とした。その後木下氏は公の場に姿を見せず、都議会も欠席。都議会では木下氏の辞職勧告決議案が提出され、可決されたが、決議に法的強制力はないという。
木下氏は平成29年の都議選で初当選。今回の都議選では2万9767票を獲得し、再選した。
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