海上保安庁は12日、7月後半にマリンレジャーで事故に巻き込まれた死傷者や行方不明者は、昨年同時期に比べ23人増の計70人だったと明らかにした。早い梅雨明けや、新型コロナウイルス禍で多くの海水浴場が開設されず、海水浴場以外の海岸で遊泳する人が増えたことが背景にあるとみて注意を呼び掛けている。
海保によると、70人のうち死者は21人、行方不明者は3人だった。遊泳中の事故は25人。このうち海水浴場以外が16人と6割以上を占め、死者9人、不明3人と深刻な結果につながる事例が目立った。兵庫県洲本市では、開設されていない海水浴場で10代の男性が溺れて死亡する事故があった。
プレジャーボートや漁船などの船舶事故は113隻で発生。昨年の81隻から大幅に増えた。113隻のうち、プレジャーボートが81隻で約7割を占めた。例年と同様にエンジントラブルなどが原因で運航不能となったケースが多かった。
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