文化庁は16日、8月の台風9、10号や停滞した前線による大雨の影響で、奈良県斑鳩町の世界文化遺産・法隆寺東院伝法堂(国宝)の壁が一部剥がれ落ちるなど、国の文化財の被害が10府県の27カ所で確認されたと発表した。
 法隆寺東院伝法堂では、しっくいの壁が1辺最大35センチ程度剥がれたほか、小さな剥落が数カ所見つかった。同町内の円成院南土塀(史跡)の屋根瓦も破損した。
 世界遺産に登録されている広島県廿日市市の厳島神社では、歩道の路肩が崩れた。「百舌鳥・古市古墳群」として世界遺産になった大阪府羽曳野市の墓山古墳では、倒木被害があった。
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