群馬県警は、今年上半期(1~6月)に県警に寄せられた児童虐待に関する相談件数が306件だったと発表した。過去10年で2番目の多さとなり、県警は過去最多だった前年同期に続いて高止まりしている状況に警戒感を募らせている。
県警生活安全部のまとめでは、相談件数は一貫して増加傾向。過去最多の前年同期(324件)から18件減少したものの、平成24年同期の約4・8倍にも増えている。
相談内容の内訳は、暴言による脅しや威嚇など心理的虐待が151件と最も多かった。続いて、殴るけるなどの身体的虐待が78件、食事を与えないなどのネグレクト(育児放棄)は16件あった。怪我などの痕跡が残らない心理的虐待が全体の半分近くを占めるのは前年同期と同じ傾向だった。
県警が児童への暴行、傷害事件として摘発したのは前年同期比9人減の29人。実母が13人、実父が11人で実の両親で大半を占めた。被害者は小学生と中学生各9人、乳児5人、幼児4人などだった。
https://www.sankei.com/article/20210804-77RTYPAK7NKORF4W5LCTUHXKXM/