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2021年9月 1日 (水)

防火違反、後絶たず 罰則強化、建物公表でも―歌舞伎町ビル火災20年(1日)時事

東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルで2001年、44人が死亡した火災から9月1日で20年。ビル所有者やテナント責任者のずさんな管理で被害が拡大したことを教訓に、火災後に消防法が改正され、消防機関の権限や違反者への罰則が強化された。東京消防庁は11年から違反が見つかった建物の公表制度を導入、24時間体制で立ち入り検査を実施するが、今も違反は後を絶たない。
 ◇閉まらなかった防火戸
 火災が起きたのは地上5階建ての「明星56ビル」。敷地が狭い割に建物が高く、上下階の移動手段はエレベーターと狭い屋内階段が1カ所あるだけだった。階段は荷物置き場として使用されていたため通れなかった。
 火元はゲーム店があった3階のエレベーターホール付近で、その後階段の荷物に延焼。防火戸が粘着テープで固定されるなどしていたため閉まらず、3、4階の店舗に煙が大量に流入した。非常ベルのメインスイッチも切られており、避難が遅れた。
 火災を受け、02年に改正された消防法では、消防機関の権限や罰則が強化された。立ち入り検査で、消防署長以外の消防職員も障害物の除去命令を出すことが可能となり、違反法人には1億円以下の罰金を科すことができるようになった。自動火災報知器の設置対象となる建物も、延べ床面積300平方メートル以上に拡大された。
 ◇「いたちごっこ」
 こうした措置にもかかわらず、防火対策の不備はその後も続いた。09年11月に杉並区の居酒屋で発生した火災では、非常口のドアが施錠されていたほか、消火器や熱感知器なども使用できず4人が死亡した。
 東京消防庁は11年から、利用者に注意を促すため、重大な違反が見つかった建物の名称や所在地、違反内容をホームページで公表。専従職員も配置し、24時間体制で立ち入り検査を実施している。
 同庁によると、19年4月~21年3月に歌舞伎町地区のビル701棟を対象に行った検査では、避難路が荷物でふさがれ通れないケースが126件あった。違反を繰り返すテナントもあり、同庁関係者は「いたちごっこ状態で、抜本的な解決策がない」と困惑している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021083100947&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

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