世界が異常気象に襲われている。欧州では豪雨による洪水で犠牲者が出た一方、熱波に起因する山火事も発生した。地球温暖化の影響とみられ、国連の報告書は気候変動が自然災害をもたらし、生態系に変化を及ぼすと指摘。「前例のない災害」(米専門家)をグテレス国連事務総長は「人類への警鐘だ」と訴え、早急な対応を呼び掛ける。
ドイツは7月中旬、集中豪雨に見舞われ、複数の地域で洪水が発生。濁流が家々をのみ込み、道路や橋が損壊した。復旧には260億ユーロ(約3兆3590億円)以上を要すると見込まれ、死者は隣国ベルギーと合わせて200人を超えた。
米西部カリフォルニア州デスバレーでは7月9日、54・4度を記録。州北部で同13日に起きた山火事で東京都に匹敵する約2千平方キロを焼失し、米メディアは「州史上2番目の規模」と報じた。(共同)
https://www.sankei.com/article/20210814-UWHCCTTEEFN6ND2KM6VOOZFF4U/