“空き巣に入った” 逮捕の男 うその説明 釈放後に改めて逮捕（２６日）NHK

今月、茨城県常陸大宮市で、空き巣をしたとして逮捕された男が、実際には空き巣をしていなかったのに、うその説明をしていたとして、警察は男をいったん釈放し、被害にあったと通報していた知人の男とともに、偽計業務妨害の疑いで改めて逮捕しました。
住居不定の無職、杉森治容疑者（29）は、常陸大宮市の住宅に忍び込み、現金およそ200万円を盗んだとして、今月13日に逮捕されていました。
警察によりますと「盗んだ金をギャンブルに使った」などと話していたということですが、25日になって、うそをつくよう頼まれたと供述したということです。
このため警察は25日、杉森容疑者をいったん釈放し、被害にあったと通報していたリフォーム仲介業の二方由己容疑者（29）と共に、うその通報で警察の業務を妨害したとして26日、偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。
2人は高校の同級生で、いずれも調べに対し、容疑を認めているということです。
警察は今月10日に二方容疑者から「自宅にあった現金200万円がなくなった」と通報を受け、この家に出入りしていたという杉森容疑者が、空き巣に入ったと話したことから逮捕をしていたということで「捜査は適正に行われ、問題はなかった」としています。
二方容疑者が夫婦で自宅に保管していた現金の一部がなくなっていたということで、警察は2人がうその説明をした動機についても調べています。
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