東京メトロ南北線白金高輪駅(東京都港区)で24日夜、男性会社員(22)らが硫酸とみられる液体をかけられるなどして負傷した事件で、被害男性が傷害容疑で逮捕された大学の先輩にあたる花森弘卓(はなもり・ひろたか)容疑者(25)について「大きなトラブルが思い当たらない」などと話していることが29日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は、花森容疑者が一方的な恨みを募らせていた可能性もあるとみている。
 関係者によると、花森容疑者は琉球大で農学部に所属。被害男性とは大学の映画関連サークルで一緒だった。その後、花森容疑者は琉球大を中退し、今は別の大学に通っている。男性は「(花森容疑者は)先輩だ」と説明。大きなトラブルは思いあたらないという。
花森容疑者は事件当日の24日に上京。男性の勤務先付近で待ち伏せし、同日夜に男性に硫酸とみられる液体をかけ重傷を負わせたとされる。犯行後は静岡の自宅に帰宅。25日に沖縄に向かい友人宅に身を寄せていたが、28日に身柄を確保された。自宅の捜索では、硫酸などの薬品は見つかっていない。
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