静岡県熱海市の大規模土石流で、同市伊豆山地区に住む被災住民らが13日、市内で記者会見し、起点の土地で行われた不適切な盛り土が原因の可能性があるとして、週明けにも土地の現所有者と前所有者を県警熱海署に刑事告訴する方針だと明らかにした。また、両者を相手取った損害賠償請求訴訟を9月中にも静岡地裁沼津支部に起こす。請求額は計200億円前後になる見通しという。
被災住民らによると、現所有者の男性は重過失致死傷容疑で、平成23年まで土地を所有していた神奈川県小田原市の不動産管理会社は業務上過失致死傷容疑でそれぞれ告訴する。森林法違反容疑での刑事告発も検討するとしている。
土石流で母、陽子さん(77)を亡くし、今月8日に結成された「熱海市盛り土流出事故被害者の会」会長の瀬下雄史さん(53)は会見で「事件の原因を明らかにしたい」と述べた。
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