警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（２６、２７日　単位・レベル）
訪日外国人は減っているのだが…
【治安うんちく】
　来日外国人の刑法犯検挙者が増えている。中でもベトナム人の検挙者が多い。８月１０日には横浜市内のドラックストアで医薬品を盗んだとして３０歳のベトナム人の男が神奈川県警に逮捕された。男は既に起訴されている別の男と共謀して今年４月に医薬品を盗んだ容疑で逮捕されたものだが、男らは県外も含めて転売を目的としてドラッグストアで商品を盗む同様の犯行を１００件程度繰り返していたと県警は見ている
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　警察庁によると令和３年７月現在の来日外国人の刑法犯・特別法犯の検挙者数は６０９１人で、前年同期に比べて１８４人の減少。内訳は刑法犯が３１３０人、特別法犯が２９６１人。刑法犯が前年より３１人増えているが特別法犯は２１５人の減少。
　増加した刑法犯のうち、重要犯罪の検挙者数は２１０人で前年より２６人も増えている。国籍別検挙者数のランキングはベトナム７７人、中国３３人、フィリピン１３人などだが、ベトナム人が略取誘拐・人身売買で前年より３１人も増えて３５人が検挙されている。
　一方、重要窃盗犯は６人増の１３３人。ランキングはベトナム４３人、中国２０人、ブラジル１２人など。ベトナム人は侵入盗で２９人増の３９人と断トツだった。
　今年に入って日本を訪れる訪日外国人はコロナ禍以前と比べて激減しているのだが…
　日本政府観光局によると今年７月の訪日外個人は今年最高の５万１１００人。ところがコロナ禍が始まる２年前の７月は２９９万１１８９人もあった。まさに激減なのである。
　そんな最中での刑法犯の増加は気がかりな面でもある。
　　首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。
　
【悪質商法はうそつき】（警察庁標語）

（う）まい話を信用しない
（そ）うだんする
（つ）られて返事しない
すぐに契約しない
（き）っぱり、はっきり、断る

　警視庁メールによると、個人宅を訪問し、壊れてもいない屋根の修理をして、法外な値段を請求してくる悪質な業者が出没しており注意を呼び掛けている。「工事の挨拶に来ました」と訪問。「工事現場から、お宅の屋根がずれているのが見えました。」「屋根が壊れているようなので見てあげましょう」と言うのが口述。警視庁は、「いつも頼んでいる業者にお願いしてみます。」などと断るよう呼び掛けている。

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