警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(20、21日 単位・レベル)
今や最大の敵はコロナ禍だ
【治安うんちく】
日本の犯罪の減少傾向は続いている。刑法犯認知件数が戦後で最も少なかった昨年をさらに下回っている。
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警察庁によると令和3年7月現在の刑法犯認知件数は32万5389件で、前年同期より3万1801件の減少。
罪種別で最も減少したのは窃盗犯で2万5889件減の21万8220件だった。この大幅減少の一つが乗り物盗の減少だ。前年より1万1355件も減って6万5854件なのだ。
勿論、住居侵入や占有離脱物横領などのその他刑法犯も5864件も減っているが、粗暴犯も1250件減の2万8838件。凶悪犯も179件減の2444件。凶悪犯の中で最も減ったのは強盗で157件減の699件。ところが強制性交等が65件も増えて823件になったことが残念である。
残念と言えば、問題の詐欺犯。なんと認知件数は前年同期より1225件も増えて1万8277件もあった。刑法犯罪種別で最も増加している。
認知件数ランキングは東京の4万3178件、大阪の3万5174件、埼玉の2万3160件、愛知の2万1504件、神奈川の1万9229件など。
全国で最も犯罪が減ったのは東京で-4793件。大阪も4163件も減っている。
国民にとって戦後で最も安全安心を感じるはずなのに、残念ながらコロナ禍が国民の安全安心をどん底に落とし込んでいるのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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