警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安（１９、２０日　単位・レベル）
高齢者の歩行中の死亡事故が増加
【治安うんちく】
　今月１６日午後、東京都渋谷区千駄ケ谷の代々木病院の駐車場で、港区の８０歳の無職の男が運転する乗用車が、車いすに乗っていた７８歳の男性らをはねる死傷事故が発生。７月には神奈川県横須賀市の県道交差点で、７３歳の女性が運転する乗用車が信号機の柱に衝突。運転していた女性や同乗の女性ら３人が死傷する事故があった。
　そして８月には９３歳の高齢者の男が交通トラブルになった男性（64）を車のボンネットに乗せて１㌔以上走ったとして殺人未遂容疑で岐阜県警に逮捕されるなど、元気すぎるのかなぁ~
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警察庁によると令和３年７月現在の交通事故発生件数は１７万０６２７件で、死者数は１４２８人。死者数を年間推移でみると昨年の上半期は１１９８人で、昭和４５年以降で上半期としては最も少なかった。今年は７月現在だが、その傾向は続いている。
　年齢層別死者数で最も多かったのは８５歳以上で１９５人。これに８０~８４歳の１８７人、７０~７４歳の１７５人、７５~７９歳の１５０人、６５~６９歳の１００人と続いている。ということは６５歳以上の高齢者が８０７人になり、全年齢の５６㌫を占めているのだ。
　中でも７０~７４歳が前年より２６人も増えて増加傾向にある。
　全年齢層の状態別の死者数の最多は自動車乗車中で５０３人。これに歩行中の４５６人、自転車乗用中の２０９人などと続く。特に６５歳以上の高齢者の歩行中の死者は３３７人と最多となっている。
　発生件数のランキングは東京の２３７３件、大阪の２０９０件、愛知の１９９６件、神奈川の１７７０件、福岡の１６４８件など。
　死者数のランキングは神奈川の１８人、大阪と愛知の各１３人、兵庫と福岡の各１２人と続くが、東京は１１人だった。
　発生件数で群馬が前年より１３８件増の８４１件で、全国１の増加県となった。神奈川も１０８件も増えていることが気がかりである。
　　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

【悪質商法はうそつき】（警察庁標語）

（う）まい話を信用しない
（そ）うだんする
（つ）られて返事しない
すぐに契約しない
（き）っぱり、はっきり、断る

★特殊詐欺に新手口「非接触型」　岡山県内で被害確認 感染対策装う（２０日）共同
https://www.sanyonews.jp/article/1166219/

★コロナだから？対面せず金銭だまし取る手口が増加　新潟（１９日）朝日
https://www.asahi.com/articles/ASP8L7KLWP78UOHB013.html

★息子装い特殊詐欺未遂で逮捕の暴力団幹部ら不起訴 東京地検（１９日）TBS
★「ロマンス詐欺」、コロナ禍で被害急増　恋心つけ込み投資話―国民生活センター（１９日）時事
★「会社に内緒で」長男と信じた73歳女性、現金600万円手渡す　長男に電話し被害分かる　／埼玉・川口（１５日）産経
★電子マネーの額不審に特殊詐欺防ぐ　大村のコンビニ店員　県警が感謝状（８日）共同
★「孫の友人」に２００万円　横浜市８０代女性が詐欺被害（５日）産経
★株投資名目、８０億円集金か　無登録営業容疑で７人逮捕―警視庁（５日）時事
★キャッシュカード詐取し現金下ろした疑い　男２人逮捕（４日）産経
★特殊詐欺被害１２８億円　上半期、９割近く高齢者（３日）産経