警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(11、12日 単位・レベル)
器物損壊事件が多すぎる
【治安うんちく】 コロナウイルスがやる訳けがないのになんでしょうね。新型コロナ対策分科会の会長が理事長を務める医療法人の建物のガラスドアがスコップ割られるという器物損壊事件が発生した。5月には同会長に殺害予告の手紙とナイフを送りつけたとして45歳の男が逮捕されており、「コロナ問題から手を引かなければ必ず殺害する」などと書いてあった。こんな〝ウイルス〟みたいな人間がいるとは、日本の治安も落ちたもんだよ。
この器物損壊事件だが、減少傾向にあるとはいえ、あまりにも多すぎる。
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警察庁によると令和3年上半期の街頭犯罪の認知件数は7万2165件もある。それでも前年より1万5387件減っている。逮捕された人間は3225人にものぼる。
街頭犯罪と言えば器物損壊のほか住居侵入やひったくり、自動販売機狙いなどがあるが、認知件数の最多は器物損壊で認知件数は2万8692件。
これに車上狙いの1万1424件、住居侵入の4836件、ひったくりの263件などと続く。いずれも前年同期より減少している。ひったくりは半減しているのだ。
認知件数のランキングは大阪の1万1720件、東京の1万1188件、埼玉の6004件、神奈川の5023件、千葉の4876件と続いている。
問題は検挙率だ。なんと14.2㌫と低い。ひったくりが75㌫、自動販売機狙いが63㌫と高いが、認知件数最多の器物損壊が14.1㌫と低いのだ。 ランキングは福岡の95.2㌫、大分の70.9㌫、奈良の48.2㌫、石川の45.0㌫、秋田の37.2㌫ち続く。
これに対して低かったのは福島の7.1㌫、千葉の8.5㌫、群馬の8.8㌫、岩手の9.1㌫、愛知の9.5㌫など。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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