警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位・レベル)
認知件数は減っているものの検挙も減っている
【治安うんちく】
特殊詐欺―ついに報奨金まで登場してしまった。愛知県内の業界団体でつくる「愛知県特殊詐欺撲滅プロジェクトチーム」が、詐欺の摘発の協力者に報奨金として1万円を支払うという制度だ。実は特殊詐欺―今年に入り検挙が減少している。
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警察庁によると令和3年上半期の特殊詐欺の認知件数は6840件で、被害額は128億7915万8301円。件数にして前年より37件、被害額にして4億764万3256円減少している。
被害は減少したものの肝心の検挙件数が前年より438件減の3028件。検挙人員も72人減の1102人なのだ。
こんな現象もおきている。減少傾向にあってオレオレ詐欺がなんと373件も増えて1418件。被害額も前年より7億9094万8729円も増えて19億6552万6000円にもなっている。
さらに還付金詐欺は1733件で被害額は19億6552万。件数で970件、被害額で9億2211万円も増えている。このほか、架空請求詐欺も88件増の987件だった。
一方、融資保証金詐欺が前年より108件減少して85件に、キャッシュカード詐欺盗は555件減の1164件になるなど減っているものもある。
被害金額が多いためか還付金詐欺のアポ電に注意するよう呼び掛ける警視庁のメール便が多くなっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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