警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(7、8日 単位・レベル)
重要犯罪が増えている
【治安うんちく】
電車内という公共の場で、複数の乗客を対象とした無差別襲撃事件が起きた。6日夜、東京・世田谷区内を走行中の小田急電車内で、刃物を持った職業不詳で36歳の男が大暴れして乗客の20代の女子大生の胸や背中を刺すなど計10人が重軽傷を負った。男は同夜、杉並区内で逮捕されたが、犯行の動機について「誰でもよかった。人をたくさん殺したかった」などと供述していると言う。
それにしてもオリンピック開催中で、テロ対策として警備が強化されていたはずなのに、テロまでは行かないにしても無差別襲撃事件が起きてしまうとは……
今回の事件は、殺人にまではいかなかったが、まさに治安情勢を観察す場合の指標となると言っても過言ではない重要犯罪に類する事件だ。その重要犯罪が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると令和3年の上半期における重要犯罪の認知件数は4277件で前年同期より84件も増えている。
最も増加したのは強制わいせつで176件増の1994件。次いで強制性交が50件増の682件、略取誘拐・人身売買が39件増の196件となっている。
最も減少したのが強盗で130件減の607件。殺人は32件減の420件だった。
ランキングは東京の602件、大阪の536件、埼玉の303件、神奈川の282件、愛知の255件と続く。宮城県がなんと前年より65件も増えて全国で最も増えている。
一方、検挙率は91.0㌫と高い。ランキングは高知の126.7㌫、島根の120㌫、群馬の115.9㌫、愛知の113.0㌫、奈良の112.5㌫と続いている。
低かったのは山梨の63.2㌫、滋賀の66.0㌫、長野の68.9㌫、大分の70.0㌫、沖縄の71.7㌫など。死者が無かったのは幸いだった。犯人の逮捕もあり
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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