警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日 単位・レベル)
強盗検挙率が高水準で推移
【治安うんちく】
いつの世も悪は絶えず―と言われるが、相変わらずである。
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★コロナ療養逃走の男再逮捕、大阪 感染前にスプレー強盗疑い(27日)共同
★石川県でタクシー強盗 容疑者は草むらに・・・(22日)TBS
★ガソリンスタンドに刃物持った男 32万奪って逃げる 茨城 桜川(22日)NHK
★千葉・木更津の「アポ電強盗」で2人逮捕 700万円奪う(19日)産経
ところが、のり強盗事件は認知件数が減っているのに対して検挙率がアップするなど治安上は理想的な展開が続いている。
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警察庁によると令和3年上半期の強盗の認知件数は607件で前年に比べて130件と大幅な減少。一方、検挙率は94.6㌫で同6.4ポイントのアップなのだ。
特に検挙率は刑法犯全体の検挙率が高かった昭和の時代より高水準で推移しているのだ。昭和50~60年代は70、80㌫台で推移、平成に入り13年には48.7㌫まで落ちたが、以降、アップ・ダウンを繰り返して令和2年には97.2㌫と戦後最も高い数字を記録した。そして、まだ上半期だがその昨年の上半期に比べて6.4ポイントもアップしている。
認知件数のランキングは東京の187件、大阪の88件、神奈川の55件、埼玉の43件、愛知の40件などだが、発生が全くなかったのは福井と愛媛。たったの1件は山形、滋賀、鳥取、徳島、香川、佐賀、大分の7県もある。
一方、検挙率のランキングは佐賀の300㌫を筆頭に、熊本の200㌫、新潟の133.3㌫、兵庫の120.7㌫と続き、埼玉の109.3㌫など100㌫超えが24県もあった。認知件数トップの東京は99.2㌫にとどまっている。
しかし、検挙が0は秋田、富山、福井、鳥取、香川、愛媛の6県もあった。発生が少ないとは言え残念である。
川路利良 大警視「声無きに聴き形無きに見る」が基本ですよ。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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