神奈川県警南署は29日、横浜市南区で特殊詐欺の被害が相次ぎ、1人暮らしの高齢女性2人がキャッシュカードをだまし取られるなどしたと発表した。
同署によると、27日午後5時ごろ、区内に住む70代の無職女性方に、孫を装った男から「荷物をなくした。その中に書類が入っていて、今郵便局に探してもらっている」などと噓の電話があった。約2時間後、女性は自宅に現れた孫の上司の息子を名乗る男に、現金50万円とキャッシュカード2枚を手渡し、だまし取られたうえ、口座から現金計220万円を引き出された。
28日午前10時ごろにも、区内に住む80代の無職女性方に、同じく孫の名をかたる男から「上司に頼まれた書類を間違えて送ってしまった。中に銀行のカードが入っていたので口座を凍結した。これから取引で現金が必要」などと噓の電話があった。女性は2回にわたって自宅に現れた孫の上司の息子を名乗る男に、現金計200万円をだまし取られたという。いずれの事件も、女性方に現れた「受け子」は、孫の上司の息子を名乗っており、同署は同じグループの犯行も視野に捜査を進めている。
https://www.sankei.com/article/20210729-VWPN6OUBJNNJ5EUVNLDZDW36WI/