遺品整理中のマンション空き室 「爆発して出火」 6人けが 大阪（１６日）NHK

15日夜、大阪 東淀川区でマンションの1室が焼け、合わせて6人がけがをしました。
当時、焼けた部屋で、専門の業者が亡くなった住人の遺品を整理していたところ爆発音がしたということで、警察が火事の原因を調べています。15日午後7時前、大阪 東淀川区上新庄の8階建てのマンションで「爆発音がして上から物が落ちてきた」と近くを歩いていた女性が交番に通報しました。
消防車32台が出て消火にあたり、火は2時間近くたって消し止められましたが、マンションの7階の1室、およそ25平方メートルが焼けました。
この火事で、焼けた部屋にいた遺品を整理する業者の30代の男性3人が顔や手などをやけどして大けがをしたほか、別の部屋の住人3人がけむりを吸って軽いけがをしました。
警察によりますと、焼けた部屋は空き室で、大けがをした3人は亡くなった住人の遺品を整理していたところ「突然、爆発して出火した」と話しているということです。
警察が当時の状況や火事の原因を詳しく調べています。
現場は、阪急京都線の上新庄駅から西に400メートルほどのマンションなどが建ち並ぶ地域です。
向かいの美容室の男性は「車がぶつかったような音がしたので表に出ると、炎が一気に広がりました。突然のことで怖かったです」と話していました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210716/k10013141841000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_008