新型コロナウイルス対策で時短営業をした飲食店などに東京都が支給する感染防止協力金をだまし取ったとして、警視庁保安課などは詐欺容疑で、東京・銀座のクラブ「LOUIS(ルイ)」を経営する白田匡憲(まさのり)容疑者(42)=東京都板橋区坂下=を逮捕した。
逮捕容疑は、店が午前1時までの通常営業をしていたにもかかわらず、今年3月下旬ごろ、午後8時までの時短営業の要請に協力したように装い、インターネットで協力金を申請し、現金168万円を詐取したとされる。
店は都の見回りなどを警戒。入居するビルのエレベーターを操作し、店のある階には、通常は止まらないようにしていたほか、店の扉にカギをかけるなどし、ビル前で警戒する従業員が客引きから引き継いだ客以外は、簡単に入店できないようにしていたという。
時短営業していたと申請した今年2月8日~3月7日までの1カ月間で、店は約2350万円を売り上げていた。また、接客していた女性店員はマスクを着用せず、アクリル板も設置していないなど感染防止対策も徹底していなかった。
白田容疑者は「大勢が申請しているので、不正申請しても発覚しないと思った」などと容疑を認めているという。
https://www.sankei.com/article/20210721-L3A6FTHUJRMPTPULWMAXEWGD5E/