コロナ対策雇用助成金詐取か 大阪府警が容疑の男ら逮捕(7日)朝日
新型コロナウイルスの影響を受けた事業所に対し、従業員の休業手当などの一部を助成する国の雇用調整助成金などをだまし取ったとして、大阪府警は7日、指南役とみられる大阪市北区の職業不詳、平川誠容疑者(44)ら3人を逮捕し、発表した。専門家は各種給付金の審査態勢の甘さが狙われていると指摘する。
府警生活安全特別捜査隊によると、平川容疑者と清掃業、中村紀代子容疑者(57)=公判中=らは2020年5月~21年1月、実態がないのに厚生労働省に雇用調整助成金と、アルバイト従業員らを対象とした緊急雇用安定助成金を申請し、計約3500万円をだまし取った疑いがある。平川容疑者らは実際には働いていない人を中村容疑者が経営する清掃業者の従業員と偽って申請を繰り返していたという。
平川、中村両容疑者は経済産業省の持続化給付金100万円をだまし取ったとして、今年3月に詐欺容疑で逮捕された。5月に大阪地裁であった初公判で平川容疑者は起訴内容を認めている。
捜査関係者によると、持続化給付金の詐取容疑で捜査を進めたところ、平川、中村両容疑者が雇用調整助成金などもだまし取っていた疑いが浮上したという。
雇用調整助成金の支給額がコロナ禍の特例で1人あたり最大日額1万5千円に引き上げられ、従業員のタイムカードや給与明細の写しを提出すれば申請できるなど、手続きも簡素化された。
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https://www.asahi.com/articles/ASP775QCBP75PTIL00K.html
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