昭和45年の日航機「よど号」乗っ取り事件を起こした共産主義者同盟赤軍派メンバーで、現在は北朝鮮に住む魚本(旧姓・安部)公博容疑者(73)が、産経新聞やウェブサイト「産経ニュース」に掲載された記事で名誉を傷つけられたとして、産経新聞社と記事を執筆した元記者らを相手取り、550万円の損害賠償などを求めて2日、東京地裁に提訴した。
記事は昨年3月30日付の産経新聞などに掲載され、よど号事件などの捜査に当たった警視庁公安部の元警視が、事件の犯行計画が決定される前日の昭和45年3月13日、魚本容疑者に接触したと証言した。魚本容疑者は訴状で「警察官に心を許していた『内通者』との印象を読者に与え、社会的評価を低下させた」などと主張している。
産経新聞社広報部の話「名誉毀損(きそん)には当たらないと考えています。当社の主張は裁判の中で明らかにしていきます」
https://www.sankei.com/article/20210702-LROUDVO6UNORJJTVHAO45QP644/