全日本私立幼稚園連合会(東京)で多額の使途不明金が見つかった問題で、同連合会が香川敬前会長(69)に約2億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが分かった。5日に第1回口頭弁論があり、香川氏側は請求棄却を求めた。提訴は5月14日付。
訴状によると、香川氏は会長だった平成29~令和2年、事務局長(当時)に指示するなどして、連合会名義の預金口座から現金を引き出し、少なくとも3億1960万円を使途不明として、調査費などを含め連合会に計約3億5千万円の損害を発生させたとしている。
連合会側は訴状で、香川氏が発覚後のヒアリングで不正行為を認め、被害の賠償を誓約したと主張。既に支払われた1億5千万円を除いた残金についても、賠償の合意があるとしている。連合会側は今年3月、香川氏と当時の事務局長を業務上横領罪で警視庁に刑事告訴している。
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