ゆかりちゃん誘拐事件から25年 情報提供呼びかけ 群馬 太田（７日）NHK

平成8年に群馬県太田市のパチンコ店で当時4歳の横山ゆかりちゃんが行方不明になってから7日で25年です。警察は連れ去ったとみられる男の画像を鮮明化した新たなポスターを作成し、情報提供を呼びかけています。
25年前の平成8年7月7日、群馬県太田市のパチンコ店で横山ゆかりちゃんの行方が分からなくなり、警察は誘拐事件として捜査していますが有力な手がかりは得られていません。
当時4歳だったゆかりちゃんは、7月11日に30歳になります。
警察はことし、連れ去ったとみられる男が写った防犯カメラの画像を最新の技術で鮮明化し、左手に丸形の腕時計をしていたことや腰にポーチのようなものをつけていたことを特定しました。警察はこの画像を載せた新たなポスターやチラシおよそ6万枚を作成し、情報提供を呼びかけています。
父親の横山保雄さんは「早く見つかってほしいと思いながらの25年でした。25年も離れ離れになるなんて考えられることじゃないので、私たちがつらい分、ゆかりもつらい思いをしていると思うのでゆかりに対して申し訳ない。本来あるべき家族の元に帰してほしい」と話していました。
事件の解決につながる情報の提供者には、最大で600万円の懸賞金が支払われることになっていて、情報は捜査本部のフリーダイヤル「0120-889-324」で受け付けています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210707/k10013123381000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_005