北海道新聞社は、女性記者が旭川医科大で取材中に建造物侵入の疑いで逮捕された経緯などを7日付朝刊に掲載した。関係した記者らの聞き取り調査で把握した事実経過を説明し、情報共有や記者教育に問題があったとの見解を示した。
記事によると、逮捕された入社1年目の記者は6月22日、旭川医大の学長解任を審査する会議を取材。新型コロナウイルス感染対策のため、大学側が構内への立ち入り禁止を報道各社に通知する中、先輩記者が校舎内に入るよう指示。記者は会議が行われているとみられる4階の部屋を見つけ、ドアの隙間にスマートフォンを近づけ無断で録音した。会議室から出てきた職員に見つかり曖昧な返答を繰り返したため、身柄を旭川東署に引き渡された。
小林亨編集局長は「記者教育や組織運営のあり方などを早急に見直し、再発防止に努める」としている。
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