【独自】“無免許”運転で人身事故の都議 “当て逃げ”か 被害者が初証言(22日)TBS
東京都議選の期間中に無免許運転で人身事故を起こした木下都議が事故後、走行を続け被害者に止められていたことがJNNの取材でわかりました。警視庁は、当て逃げした可能性についても慎重に調べています。
「蛇行運転だとか、そんな運転をしていたので、ずいぶん危険な人が運転してるなと」(被害者の男性)
東京・板橋区に住む50代の男性。「都民ファーストの会」に所属していた木下富美子都議(54)に車をぶつけられました。事故が起きたのは、都議選の投票を2日後に控えた今月2日の朝。木下都議が運転する乗用車は板橋区の交差点で右折レーンをバックし、後ろの男性の乗用車にぶつかります。男性と助手席の妻は、首や肩などに軽いけがをしました。
「結構な衝撃でぶつかってきたので、ちょっとやっぱりびっくりしました」(被害者の男性)
右折の表示が出ても進まない木下都議の車に、男性がクラクションを鳴らしたところ、突然、バックしてきたといいます。さらに・・・
「アクセルがっつり踏んで、勢いよく出て行って逃げて行ったんです。それを見て自分たちも「逃げられた」と思って後ろから追っかけていって」(被害者の男性)
右折しようとしていたはずの木下都議の車は、信号が青に変わるとそのまま直進。慌てて追いかけた男性が200メートル近く先で木下都議の車を止めたといいます。
「『なんで逃げるの?』って聞いたら、(木下都議は)『逃げてない』と。『車からちょっと降りてきてよ』って言ったら、(木下都議は)降りた途端にいきなり自分の車(の後方)を見に行ったんです」(被害者の男性)
周囲もその様子を目撃していました。
「(被害者の車が)クラクション『バー』って鳴らしながら、横通って行ったんですよ。止めようとして」(目撃者の男性)
木下都議は当時、免許停止期間中で無免許運転の状態。免停となるのは、今回で4回目だったことも新たに分かりました。
警視庁は、木下都議を過失運転傷害などの疑いで捜査していますが、当て逃げの可能性についても慎重に調べています。
事故発覚直後、JNNの取材に木下都議は「スマホを見ながら運転して免停になった。停止期間は2日までだったのに勘違いした」と話していましたが、その後は取材に一切応じていません。
あすの都議会臨時会には辞職勧告決議案が提出され、可決される見通しです。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4320696.html
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