警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、31日 単位・レベル)
検挙率もアップ
【治安うんちく】
新型コロナウイルス感染症拡大などに伴い利用者が増えた宅配サービス。ところが、宅配業者が受取人に直接荷物を手渡さずに玄関前に置く「置き配」に目を付け、玄関前に届けられた荷物を盗むという〝新型泥棒〟が出現。盗みを繰り返していた55歳の男を大阪府警が逮捕するなど窃盗事件を含めて全国的に検挙率がアップしている。
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警察庁によると令和3年の上半期の刑法犯検挙率は46.5㌫で前年より2.1ポイントアップした。
なんと最も高かったのは凶悪犯の92.1㌫で、前年より1.2ポイントアップ。中でも殺人は95.5㌫もあり、これに強盗の94.6㌫と続くが強盗は前年より6.4ポイントもアップしている。
毎年問題になっているのが窃盗犯の検挙率の低さ。ところが、その窃盗犯が前年より2.2ポイントアップして42.6㌫になった。侵入盗が6.4ポイントもあがり76.2㌫だというから恐ろしい。もっと驚きは、すり犯が前年より43.6ポイントもアップして80.6㌫にもなったことだ。
問題の詐欺犯―前年より0.1ポイントアップして48.9㌫。これに対して支払い用カード偽造が前年より28.0ポイントもアップして118.2㌫もあり、これが知能犯全体の率をアップさせて51.8㌫と5割を超えている。
ランキングは山形の88.8㌫でなんと9割近くが解決している。これに佐賀の77.8㌫、奈良の70.7㌫、秋田の69.0㌫、青森の63.6㌫と続く。
低かったのは大阪の28.4㌫、千葉の35.6㌫、埼玉の39.5㌫、愛知の40.5㌫、東京の41.5㌫と続いている。
茨城県内で田んぼの給水栓バルブが盗まれる事件が相次いでおり、その数は計156個 、時価総額にして46万円あまりにのぼっているという。こうした銅の窃盗被害は全国で相次いでおり、早期検挙を望みたい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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