警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日 単位・レベル)
「悪の栄えたためしはない」ぞ!
【治安うんちく】
人の不幸に付け込んで悪事を企むなど卑劣な犯罪は絶対に許せない。
なんと、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐって、携帯電話にショートメッセージを送り付け、偽の予約サイトに誘導して、IDやパスワードを盗むという「フィッシング」が目立っている。
さらにオリンピック開催時を逆利用した偽サイトが出現。個人情報が盗まれるという被害も相次いでいるという。以下は最近のネット犯罪被害報道だ。
★五輪、類似ドメイン1753件 148件は偽サイトか(26日)共同
★五輪 開会式ライブ配信装うなど偽サイト相次いで確認 注意を(22日)NHK
★SNSの罠 マッチングアプリでその気にさせる投資詐欺(27日)産経
★偽サイトに誘導し免許証などの画像詐取する新たな手口に注意(23日)NHK
★ワクチン予約で不審電話 SMSで偽サイト誘導も―消費者団体が注意呼び掛け(16日)時事
★聖火リレーで偽サイト、警察が捜査 生中継うたう(15日)日経
新型コロナウイルス感染症拡大に伴いテレワークなどネットに接する機会が多くなっている最中、サイバー犯罪も深刻な状況にあるという。
…… …… …… ……
警察庁によるとコロナ禍が始まった令和2年に、都道府県警察から報告のあった新型コロナウイルス感染症に関連するサイバー犯罪件数は887件。その中で最多は詐欺。インターネットのショッピングサイトでマスクを注文して、指定口座に振り込んだが、商品が届かないというもので446件も確認され全体の半数を占めた。
これに不審メール不審サイト関係の135件(15.2㌫)や総務省を名乗って、「2回目の特別定額給付金を支給する」などとしてURLにアクセスさせ個人情報を不正に取得する事犯が103件(11.6㌫)もある。
そのほかにも業務妨害の81件(9.1㌫)、マスク消毒液転売の80件(9.0㌫)などと続いている。
このためネット犯罪の検挙件数も増加。昨年は9875件も検挙。前年を365件上回り、過去5年間で最高の件数となった。
それだけではない。コミニケーションの場でもあるネット社会。テレビ番組に映った女性スポーツ選手の画像をアダルトサイトに無断転載したとして3人の男が警視庁に逮捕されるなど、とんでもない野郎まで出現している。
27日のAP共同によれば、東京五輪で国際映像を供給する五輪放送サービス(OBS)が、過剰に性的な意図が感じられる女子選手の映像を排除する意向を示したという。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★架空請求で61歳男性390万円だまし取られる被害 滋賀・草津(27日)共同
https://nordot.app/792522454462857216?c=39546741839462401
★特殊詐欺の被害相次ぐ 横浜市南区で(26日)産経
https://www.sankei.com/article/20210726-5UE34P3MBFI4LA2AZW7ZEXC32E/
★携帯各社がフィッシング詐欺への注意喚起 五輪中のサイバー攻撃増加を懸念(24日)産経
★フィリピンの特殊詐欺、8人逮捕 19年に拘束、全員移送完了(22日)共同
★特殊詐欺もリモートに 新潟県内の被害者の告白(22日)産経
★スポーツ中継サイト、実は偽物 フィッシング詐欺に注意(18日)朝日
★「息子さんがミスをした」76歳男性が1100万円詐欺被害(17日)NHK
★現金渡した「弟の関係者」の正体は…スマホ画像決め手に(16日)朝日
最近のコメント