警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日 単位・レベル)
防犯カメラの威力
【治安うんちく】
監視カメラなどと批判を受けた防犯カメラ―それが犯罪捜査に威力を発揮している。殺人事件などを担当する警視庁捜査1課。聞き込みなどの初動捜査が重要だが、現在は防犯カメラの映像発見の専門のチームがあるという。もはや捜査ツールの大事なものになっている。
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警察庁によると令和元年の刑法犯の総検挙件数28万4584件のうち、防犯カメラによる検挙は2万2678件。緊急配備や検索、パトロール中など検挙活動は色々あるが、犯人の取調から検挙に至った8万1089件に次いで2番目に多いのである。
では、どんな犯罪に効果を発揮しているのか?最多は窃盗犯で1万6353件と半数近い。特にひったくりや置き引き、自動販売機盗から万引きなどの非侵入盗の検挙は最多で1万4444件もある。次が粗暴犯。街頭での暴行や傷害などでは1117件の検挙だ。
注目は詐欺犯の検挙。知能犯の1093件のうち、詐欺は932件もある。ATMからの引き出しや手渡し型などは周辺の防犯カメラの映像分析から到達できる。
そして凶悪犯捜査では検挙件数が399件と件数こそ少ないが、その中でも強盗は199件あり、殺人も33件と多く捜査1課が重点を置く理由が理解できる。
周辺だけでなく各方面設置の映像分析により逃走方向を追跡できる強みがある。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★架空請求で61歳男性390万円だまし取られる被害 滋賀・草津(27日)共同
https://nordot.app/792522454462857216?c=39546741839462401
★特殊詐欺の被害相次ぐ 横浜市南区で(26日)産経
https://www.sankei.com/article/20210726-5UE34P3MBFI4LA2AZW7ZEXC32E/
★美容室の経営者から6650万円詐取疑い 客の女を再逮捕、容疑は否認(26日)共同
https://nordot.app/792361281710227456?c=39546741839462401
★携帯各社がフィッシング詐欺への注意喚起 五輪中のサイバー攻撃増加を懸念(24日)産経
★フィリピンの特殊詐欺、8人逮捕 19年に拘束、全員移送完了(22日)共同
★特殊詐欺もリモートに 新潟県内の被害者の告白(22日)産経
★スポーツ中継サイト、実は偽物 フィッシング詐欺に注意(18日)朝日
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