警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17、18日 単位・レベル)
予断を許さない状況にある
【治安うんちく】
新型コロナウイルス感染症拡大という緊急事態の最中にもかかわらず、人の不幸を逆手にとった卑劣な犯罪―それはサイバー犯罪。以下は、最近の報道の一部だ。
★SNSの罠 マッチングアプリでその気にさせる投資詐欺(27日)産経
★ワクチン予約で不審電話 SMSで偽サイト誘導も―消費者団体が注意呼び掛け(16日)時事
★他人のサイトに「裏口」仕掛けた疑い、男逮捕へ 闇サイト仲間と共謀、不正侵入可能に(11日)共同
★アマゾン装う偽メールが増加 カード情報狙う(6日)産経
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新型コロナウイルス感染症が日本で感染が確認されたのが令和2年1月。この年に全国の警察から寄せられた感染症に関連するサイバー犯罪を疑う事犯が887件あった。
最も多かったのが詐欺で446件に上り、半数を占めている。インターネット上でマスクを注文して指定された口座に振り込むが品物が届かない―などというもの。
次に多かったのは不振メール・不審サイトで135件。「お客様宛の個人給付金を預かっている。口座に送金するのでメールを返信してください」などというのだ。
そして個人情報不正取得が103件。「2回目の特別定額給付金を支給する」というメールが届き、アクセスするとクレジットカードの情報がとられてしまうという。
その他にも業務妨害が81件。さらにマスク消毒液転売事犯も80件ある。
そんな最中での4回目の緊急事態宣言―酒の提供を巡る問題や各種支給金問題。コロナ禍だけでなくオリンピック関連のネット商戦も加熱になりサイバー犯罪は予断を許さない状況にある。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★「息子さんがミスをした」76歳男性が1100万円詐欺被害(17日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210717/k10013143981000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_006
★現金渡した「弟の関係者」の正体は…スマホ画像決め手に(16日)朝日
★”1億円超”の特殊詐欺 諫早の80代女性が被害に 長崎県内で最高額(16日)共同
★おととし比で摘発の特殊詐欺Gの10人 日本に移送され逮捕(15日)TBS
★高齢者からキャッシュカード詐取の疑い 男を逮捕(14日)産経
★OZプロジェクト、言葉巧みに資金集め 暗号資産開発詐欺(12日)時事
★暗号資産「AI自動運用」うたい詐欺 被害総額65億円か(12日)TBS
★投資詐欺疑いで男4人逮捕、愛知 2万人から60億円集めたか(12日)共同
★マッチングアプリの「外国籍男」に320万円だまし取られる 47歳女性、仮想通貨で(9日)共同
★不審な若者、JR駅に…埼玉県警が職質 女性を狙った事件発覚、容疑で逮捕 大分から来た20歳(9日)共同
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