警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日 単位・レベル)
文書偽造が増えている
【治安うんちく】
愛知県民が選んだ知事をリコールするため、一部の連中が集めた署名が偽造されたものだったというからあきれてしまう。しかも提出された43万5000人分の署名のうちなんと83㌫は偽造だったという。今年に入り同様の文書偽造事件が増えている。
以下は今年報道された偽造事件の一部。それにしても多岐にわたるものだ。
★高級ブランド「モンクレール」の偽物ダウンジャケットをフリマアプリで販売容疑の52歳男を逮捕し送検、岐阜県警(2日)共同
★五輪金メダルなど偽物を販売「時期的に儲かるかもしれない」(30日)TBS
★偽ヴィトンのバッグを質入れ 詐欺容疑で男を逮捕(30日)朝日
★「マツキヨ」の偽マスクなど販売、9000万以上売り上げか(16日)TBS
★偽版画事件 著作権法違反などで警視庁に刑事告発(17日)TBS
★「パブコメ偽造」と刑事告発 県ゲーム条例めぐり高校生―香川(15日)時事
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警察庁によると令和3年5月現在の偽造事件の認知件数は682件で前年同期に比べて80件の減少。
ところが、今回の事件のような文書偽造は502件で前年より10件も増えた。検挙人員に至っては60人も増えて373人だった。この中には少年が20人も含まれている。
その他では通貨偽造が30件減の92件、有価証券偽造が40件減の58件などとなっている。
一方、偽造事件の検挙率は前年より11ポイントアップした79.9㌫だった。
米国大統領選では大量の偽造運転免許証が不正利用されたというが、偽造はいつの世にも存在し、しかもそれは世界中で蔓延している。
そんな中で、まもなく始まる東京五輪。過去の五輪ではグッズ商戦の高まりから違法な偽グッズが大量に出回ったこともあり、警視庁はエンブレムなどの商標を使った偽グッズの横行が懸念されるとして対策を強化している。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★特殊詐欺G出し子の51歳男を逮捕 1都6県で被害総額4000万円か(9日)TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4310510.html
★特殊詐欺被害抑止に貢献、警備業協議会に感謝状 警視庁戸塚署(6日)産経
★「送りつけ商法」 きょうからはすぐ処分可能に(6日)TBS
★39度の熱が出て…朝かかってきた1本の電話から事件始まる 女性が2千万円被害 誰も発熱していなかった(6日)共同
★おじいちゃんがプリカ3万円? コンビニ店員は気づいた(4日)朝日
★任意同行を求めた男性が死亡 大阪府警(3日)産経
★大阪府警富田林署、特殊詐欺防いだコンビニアルバイト店員に感謝状(2日)産経
★還付金詐欺グループリーダーか、暴力団組員の男逮捕(2日)TBS
★6億円超和解も 特殊詐欺で暴力団トップに責任(2日)産経
★川崎市の60代女性 キャッシュカード10枚盗まれる(1日)産経
★五輪ライブ配信装ったフィッシングサイト 警視庁が注意呼びかけ(1日)TBS
★特殊詐欺摘発の協力者に報奨金 全国初、愛知で制度開始(1日)共同
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