警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(6、7日 単位・レベル)
特殊詐欺の検挙者数が減少
【治安うんちく】
特殊詐欺の容疑者として大阪府警が追っていた20代の男を東京都千代田区内の路上で発見。任意同行を求めたところ男は逃走して逃げ込んだ雑居ビルから転落死してしまった。実は、特殊詐欺の検挙者数が減っている最中にもったいないことだ。
… … … … …
警察庁によると令和3年5月現在の特殊詐欺の検挙者数は853人で、前年同期に比べて87人の減少。
年間推移をみると平成16年は548人だったが、同19年には454人と減少。しかし、その後は上昇に転じて同24年には1523人と千人台になり、同27年には2506人、同30年には2837人、それが令和元年には2861人と平成、令和を通して最も多かった。
今年5月現在の手口別で最も検挙者が多いのは預貯金詐欺の301人で前年より7人の増加。次いで多かったのは認知件数が増えているオレオレ詐欺の243人だが、前年より2人少なかった。
ところで、認知件数が最多の還付金詐欺は38人で前年より21人も増えている。
これに対して減少したのはキャッシュカード詐欺盗で前年より81人も減って202人。架空請求詐欺は15人減の50人などだった。
この特殊詐欺、1日あたりにすると36件発生し、5人が検挙されている。
昨年から今年にかけては詐欺は詐欺でも、新型コロナウイルス対策の家賃支援給付金をだまし取った経済産業省の役人がいるなどコロナウイルス禍という人の不幸につけ込んで国民の財産をだまし取る詐欺が多発している。許せない。
警視庁管内では家電量販店をかたり「あなたのクレジットカードを使い買い物している者がいる」という電話が相次いでいるという。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★特殊詐欺被害抑止に貢献、警備業協議会に感謝状 警視庁戸塚署(6日)産経
https://www.sankei.com/article/20210706-SXU6E2LV5NMAPDBSROUHRG64UE/
★「送りつけ商法」 きょうからはすぐ処分可能に(6日)TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4308694.html
★39度の熱が出て…朝かかってきた1本の電話から事件始まる 女性が2千万円被害 誰も発熱していなかった(6日)共同
★おじいちゃんがプリカ3万円? コンビニ店員は気づいた(4日)朝日
★任意同行を求めた男性が死亡 大阪府警(3日)産経
★大阪府警富田林署、特殊詐欺防いだコンビニアルバイト店員に感謝状(2日)産経
★還付金詐欺グループリーダーか、暴力団組員の男逮捕(2日)TBS
★6億円超和解も 特殊詐欺で暴力団トップに責任(2日)産経
★川崎市の60代女性 キャッシュカード10枚盗まれる(1日)産経
★五輪ライブ配信装ったフィッシングサイト 警視庁が注意呼びかけ(1日)TBS
★特殊詐欺摘発の協力者に報奨金 全国初、愛知で制度開始(1日)共同
★ワクチン接種病院で特殊詐欺被害防止呼びかけ 警視庁(30日)TBS
★「ストップ!ATMでの携帯電話」都内全域できょうから呼びかけ(29日)
最近のコメント