聴取中に男性が胸刺し死亡 神戸の集合住宅、窃盗容疑（２４日）共同

兵庫県警明石署は24日、神戸市西区の集合住宅で23日夜、窃盗容疑で同署員に事情聴取されていた職業不詳嶋田潤さん（35）が自らの胸を刃物で刺し、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表した。
　明石署によると、23日午後8時20分ごろ、同県明石市の男性が「（第三者の）バイクを持っていった軽トラックを見た」と110番。車の色やナンバーから嶋田さんが浮上した。明石署員3人が嶋田さん宅に行き、玄関先で事情聴取して窃盗を認める供述をしたため任意同行を求めた。「行きます」と言った嶋田さんは午後10時45分ごろ、署員に背を向けた直後、包丁のようなもので胸を刺したという。
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