IR汚職裁判 秋元議員「証人買収のため資金用意していない」（５日）NHK

秋元司衆議院議員が、収賄と証人買収の罪に問われている裁判で、秋元議員は証人買収のための資金を用意していないと主張しました。
IRを担当する内閣府の副大臣だった衆議院議員の秋元司被告（49）は、中国企業から賄賂を受け取ったとして収賄の罪と、贈賄側にうその証言を依頼し現金を渡そうとしたとして、証人買収の罪に問われ、無罪を主張しています。
4日の被告人質問で、支援者が贈賄側の中国企業の元顧問に現金2000万円を渡そうとした証人買収について「現金を持っていくと聞いたが、彼らの自発的な行為なので違法にはならないと思い、止めなかった」と述べました。
そのうえで証人買収の罪で有罪判決を受けた支援者の1人が証人買収のための資金として、秋元議員と1000万円ずつ出したと証言したことに対して、秋元議員は「用意していない。渡そうとした金額が2000万円だったことは逮捕された後の報道で初めて知った」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210604/k10013068431000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_017