千葉県船橋市本中山で4月、会社役員、渡辺和彦さん(65)が住宅火災で死亡し、殺人と現住建造物等放火などの容疑で渡辺さんの元親族で東京都港区赤坂の無職、一倉大悟被告(30)=窃盗罪で起訴=が再逮捕された事件で、一倉容疑者名義の車が県内で押収されていたことが5日、捜査関係者への取材でわかった。
渡辺さん宅に向かう一倉容疑者のものとみられる車両が防犯カメラに映っていたことも判明。県警捜査本部は押収した車が犯行に使われたとみて調べている。
一倉容疑者は、渡辺さん宅への放火直前の4月25日午前3時30分~午前4時15分ごろ、渡辺さん宅から約4キロ離れた市川市の実家で、母親(60)の顔などを殴り、両手足を粘着テープで縛り監禁。母親は、自力で脱出したが、全治1カ月の重傷を負った。
一倉容疑者は、4月25日に母親への逮捕監禁などの容疑で逮捕され、渡辺さん宅から絵画2点(時価約95万円)を盗んだ窃盗容疑でも再逮捕され、放火を自供した。渡辺さんは司法解剖の結果、致命傷となる外傷はなく、死因は焼死とみられる。渡辺さんは1人暮らし。住宅はほぼ全焼し、2階から遺体で見つかった。
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