群馬県警生活環境課などは25日、県が品種登録したイチゴ「やよいひめ」の苗を共謀して無許可で譲渡したとして、種苗法違反容疑で、埼玉県春日部市の会社役員、中村淑浩容疑者(62)と同県越谷市の農業、荻島元治容疑者(56)を逮捕した。中村容疑者は「共謀はしていないが、間違いない」と容疑をおおむね認めているが、荻島容疑者は「事件に関係ない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は、令和2年9月28日と10月1日の2回にわたり、群馬県が育成有権者として品種登録したイチゴ「やよいひめ」の種苗計6千本を許可なく、群馬県内のイチゴ生産者に92万4千円で譲渡し、育成者権を侵害したとしている。県警は、野菜種子の生産販売などを手がける中村容疑者が苗の増殖を荻島容疑者に依頼したとみている。
今年2月に県からの相談を受けて発覚。県からの告訴状を3月に受理し、捜査していた。
同日、山本一太知事は「やよいひめは大切なブランド。しっかり守っていく必要があり、今後の推移を注視していきたい」とコメントした。
https://www.sankei.com/article/20210625-F4C7T3FO6FP43AUVZA7DVHK6RI/