住吉会トップら6億円超支払う 詐欺被害上回る和解金(19日)朝日
指定暴力団住吉会のトップらが、傘下の組員が関わった特殊詐欺の被害者らに対し、被害額を約3500万円上回る計約6億5200万円を和解金として支払った。被害者らが暴力団対策法の「代表者責任」に基づき同会トップらに損害賠償を求めた東京高裁での訴訟で、18日付で和解が成立した。
暴力団側と被害者の和解は初めてとみられる。原告側代理人は和解の意義について①早く確実に被害救済できる②暴力団の資金源に打撃を与える③特殊詐欺の抑止につながる――と評価指摘している。
訴訟は2016~17年に提起された。一審・東京地裁判決は、組員らが他のメンバーを従わせたのは、暴対法が定める「暴力団の威力を利用した資金を得る行為」にあたると判断。住吉会側に計約6億3千万円の支払いを命じた。暴力団側と被害者の双方が控訴していた。
稲川会や山口組のトップに対しても、被害者らが賠償を求めて訴訟を起こしている。
「訴えるぞ」 何度も脅され…特殊被害の手口
「詐欺を見抜けなかった自責の念から一生逃れられない。生き地獄です」
原告の一人で、2千万円をだまし取られた女性(70)が取材に心情を明かした。
「あなたの名義を貸してほし…
この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。
残り:548文字/全文:1053文字
https://www.asahi.com/articles/ASP6M5DSMP6LUTIL07S.html
« 土地規制法取り締まり対象は?“基地の島”沖縄 住民ら懸念(19日)TBS | トップページ | コロナ禍の報道のあり方議論 日経・早大・コロンビア大(19日)日経 »
「暴力団関係等組織犯罪、 銃刀法違反 密輸入輸出」カテゴリの記事
- 交番に軽乗用車が突っ込む 近くで刃物を持った男逮捕し関連調べる 静岡・浜松市(25日)TBS(2022.05.25)
- 福島・郡山で「発砲音」 刃物男逮捕、拳銃も所持か(18日)産経(2022.05.18)
- 拳銃所持疑い組員逮捕、三重・伊賀の銃撃関与か(15日)産経(2022.05.15)
- 死亡の男性は暴力団関係者か 大阪・心斎橋のビル隙間(13日)産経(2022.05.13)
- 容疑者は弘道会系組員 神戸山口組幹部宅の損壊事件―大阪府警(13日)時事(2022.05.13)
« 土地規制法取り締まり対象は?“基地の島”沖縄 住民ら懸念(19日)TBS | トップページ | コロナ禍の報道のあり方議論 日経・早大・コロンビア大(19日)日経 »
コメント