12億円分の架空請求書作成か テクノ社長、工事会社に指示―虚偽書類で資金調達(18日)時事
太陽光発電関連会社「テクノシステム」をめぐる融資金詐取事件で、社長の生田尚之容疑者(47)が、福島県での太陽光発電設備工事に関し、12億円分の架空請求書を作成した疑いがあることが17日、関係者への取材で分かった。こうした虚偽の書類で資金調達を繰り返していたとみられる。
テクノ社、融資金二重取りの疑い SBISLからも借り入れ―東京地検
東京地検特捜部は、近畿産業信用組合から約10億5000万円を詐取したなどとして生田容疑者を再逮捕。金の使途などを詳しく調べている。
関係者によると、生田容疑者は昨年1月ごろ、東京都の電気工事会社の幹部に対し、福島県内の太陽光発電設備5件の工事で12億円分の架空請求書をテクノ社に提出するよう指示。幹部が従うと、同社から12億円が工事会社の口座に振り込まれた。
工事会社は、生田容疑者の指示に従い、12億円をテクノ社が手掛ける再生エネルギー設備を売買する会社の口座に全額振り込んだ。売買会社の代表は、テクノ社に資金提供していたといい、生田容疑者は返済のため、こうした取引を行ったとみられる。
また、別の関係者などによると、テクノ社は東京都内の建設会社と工事契約を結んだように装い、虚偽の内容の見積書を近畿産業信用組合に提出したという。建設会社代表は「工事を請け負うように見せ掛け、契約を結ばされた。テクノ社にだまされた」と話した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061701144&g=soc
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