高齢者の特殊詐欺被害を防いだとして大阪府警寝屋川署は9日、京都銀行寝屋川支店事務長の大西尚文さん(49)、営業担当の中川日菜乃さん(24)ら銀行と郵便局の計4人に感謝状を贈った。
同支店では5月11日、60代の女性顧客から「市から医療費の返金があると電話があった。手続きに行く」と連絡があり、中川さんが対応。大西さんが市に確認の上、同署に通報して被害を防いだ。辰谷裕司署長から感謝状を受け取った中川さんは「聞いたことのない話だったので上司に相談した。お客さまを守れてよかった」と話した。
このほか、70代の顧客に局内で声をかけて詐欺被害を防いだ寝屋川高柳五郵便局と寝屋川対馬江郵便局の局員2人にも感謝状が贈られた。
同署管内の5月までの特殊詐欺被害は29件約5千万円で前年の倍の勢い。高齢者を誘い出す「アポ電」も約160件で前年の約3倍に増えている。同署は「還付金やATMをかたる電話は詐欺。家族や警察に相談してほしい」と呼びかけている。
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