オウム真理教の松本智津夫元死刑囚=執行時(63)、教祖名、麻原彰晃=の子供3人が、公安調査庁長官への報告書に後継団体「アレフ」の構成員と記載され、名誉を傷つけられたとして、アレフに900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、請求を棄却した。
3人は、松本元死刑囚の次女(40)、三女(38)、長男(28)。判決によると、アレフは平成12年3月~14年8月、団体規制法に基づき提出した計11回の報告書で、3人を構成員として、氏名や住所を記載した。さらに「麻原前代表の子女」「(アレフ会員と)個人的な連絡ないし交友がある者」などと記した。
野口宣大裁判長は、報告書について「公安調査庁長官によって厳重に管理され、目的以外に利用されることは想定していない」と指摘。不特定多数の人に知られる可能性がなく、名誉毀損(きそん)は成立しないと判断した。
https://www.sankei.com/article/20210616-Z5YI2GVCAZNXPD4SQFHORUL4NA/