警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、1日 単位・レベル)
減少傾向は続く
【治安うんちく】
駅から尾行して犯行に及ぶ―昭和の時代には、東京の環状7号線沿いで、駅から尾行された女性が鍵を開けて部屋に入ろうとするその時に押し入り、刃物を突きつけて強姦する事件が相次いだ。5件目か6件目に襲われた女性が玄関にある電話で110番通報したが、犯人は女性の喉を切って逃走。110番の通信記録には次第に薄れていく女性の音声が残されていた。残酷な事件だった。
ところが今度は、強盗事件に変わった。東京・清瀬市で帰宅途中の女性を尾行しカッターナイフを突きつけて現金を奪おうとしたとして、36歳の男が警視庁に逮捕されたという。女性が抵抗したため、もみ合いとなり、女性は左手に1週間のけがをしたが命に別状は無かった。
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警察庁によると令和3年5月現在の強盗の認知件数は513件で、前年同期より134件の減少。5月としては過去5年間で最も少なかった。4月現在が400件だったので、5月の認知件数は113件になり、平均にするとわずかだが増えている。
ランキングは東京の104件、大阪の78件、神奈川の48件、愛知の36件、埼玉の35件と続く。
年間になるが平成28年には2332件あったが、その後、減少し続けて昨年は1397件になるなど減少傾向にあり、5月現在はさらに減っている。
一方、検挙率は前年同期より8ポイントもアップして90.8㌫だった。
ランキングは滋賀の300㌫、熊本の250㌫、岐阜の200㌫、高知の150㌫、新潟の133.3㌫と続く。東京は前年より11.7ポイントアップして100㌫だった。
低かったのは長野の33.3㌫、奈良と沖縄の各50㌫、青森、群馬、三重の各66.7㌫の順。
なお、4月現在、発生が全くなかったのは10県だったが、5月現在としては富山、愛媛、鳥取、佐賀の4県になってしまった。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
★ワクチン接種病院で特殊詐欺被害防止呼びかけ 警視庁(30日)TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4304175.html
★「ストップ!ATMでの携帯電話」都内全域できょうから呼びかけ(29日)
★天理市の女性 あわや特殊詐欺の被害に(27日)NHK
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★電子マネー詐欺 コンビニの封筒で注意喚起 埼玉(18日)産経
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