警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（１４、１５日　単位・レベル）
ひったくりが激減　コロナ禍か
【治安うんちく】

　昨年の交通事故死者数が統計のある昭和２３年以降で最も少なかったことが分かった。要因は、新型コロナウイルスの感染が拡大した時期でもあり、経済や社会生活に大きな影響を及ぼした外出自粛が、死亡交通事故を抑制する効果につながったとみられるとする交通安全白書が発表される。
　このコロナ禍は交通だけでなく街頭における犯罪にも影響を及ぼしている。一時は〝猛威〟を振るったひったくり事犯がそのひとつだ。
　新宿・歌舞伎町で２０代の女性の財布をひったくった４４歳の男が逮捕された。「ホストクラブを利用する女性を狙った」と供述しており、先月２９日にもは同じ歌舞伎町で、２０代の女性が財布を奪われる強盗事件が起きており、警視庁は男の犯行とみて調べているという。
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　警察庁によると令和３年４月現在のひったくり認知件数は１８４件で、前年より１８７件と半減している。
　あれはひどかった―平成１４年、刑法犯認知件数が最悪を記録した年のひったくりの認知件数は５万２９１９件で前年より２０８１件も増えるなど最悪を記録。以降、同２０年には１万件台になり、同２９年には７９０９件と１万件を割り、同３０年には１９２０件と１０００件台、そして令和２年は８７７件と激減したのである。この年はコロナ禍の始まりの年。そして２年目に入った今年は、まだ４月現在だが、昨年をさらに下回っている。
　ランキングは神奈川の３１件、埼玉の２８件、東京の２２件、愛知と兵庫の各１７件など。まったく発生が無かったのは青森、岩手、群馬、新潟や長野、富山など２５県にも及んだ。
　残念なのは検挙率の低さだ。令和２年には年間８１．２㌫もあったが、今年はまだ４月の段階だが前年より４ポイントもひくく６９、０㌫なのだ。
　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

【悪質商法はうそつき】（警察庁標語）
（う）まい話を信用しない
（そ）うだんする
（つ）られて返事しない
すぐに契約しない
（き）っぱり、はっきり、断る
★“国際ロマンス詐欺”でカメルーン人逮捕 グループの指示役か（１４日）NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210614/k10013084271000.html

★元郵便局長を詐欺容疑で逮捕 詐取額“25年間で12億円余” 長崎（１４日）NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210614/k10013084901000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_004

★婚活詐欺事件で男再逮捕 被害者がニュースをみて事件発覚（１０日）TBS
★マッチングアプリで会い現金詐取　男を逮捕、調べに黙秘（９日）朝日
★特殊詐欺被害を防いだ銀行員らに感謝状（９日）産経
★詐欺警戒情報 先週３５件 ７３３７万円被害 松戸 柏多発（８日）NHK
★詐欺多発〝挽回策〟奏功？　受け子疑いの男逮捕　埼玉（８日）産経
★詐欺被害注意、球場で呼び掛け　西武本拠地で埼玉県警（８日）産経
★女性になりすましマッチングアプリ男性恐喝のベトナム人逮捕（４日）TBS