警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位・レベル)
軽犯罪法の検挙が増える
【治安うんちく】
大阪市内の漬物店の店先でつばを吐いたとして軽犯罪法違犯で書類送検されたり、現職の警察官がホテルで性的サービスを受けている際に、相手女性に断らずにスマートフォンで動画を隠し撮りしたとして軽犯罪法違反の疑いで逮捕されるなど、このところ軽犯罪法による検挙が多い。
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警察庁によると、令和3年4月現在の特別法犯の検挙件数は2万1758件で前年同期に比べて629件の増。検挙人員も1万7987人で同201人の増加だった。
3月現在でも検挙件数で前年より891件、人員で429人とそれぞれ増加しており、たかが軽犯罪だが、由々しい事件である。
検挙件数、検挙人員で最も増加したのは軽犯罪法違反。検挙件数は前年より318件増の2475件、人員は369人増の2479人だった。とにかく電車待ちの列に割り込んだり、大阪の事犯のようにつばを吐いたり、立ち小便したり、嘘の通報をしたり、時にはつきまとい行為でも検挙されるなど幅が広い事犯である。
次に多かったのは検挙件数では大麻取締法で298件増の1919件。廃棄物処理法で249件増の2104件、迷惑防止法の224件増の2539件と続く。最も減少したのは入管法違犯で295件減の1738件だった。
このほか、コロナ禍のため在宅が多くなったためなのかゴミの投棄を含めた廃棄物処理法での検挙人員も増えており245人増の2315人もあった。
刑法犯の減少傾向に対して特別法犯が増加傾向とは、世の中うまくいかないものですね。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話を信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
すぐに契約しない
(き)っぱり、はっきり、断る
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