ALS嘱託殺人の医師らに逮捕状 父殺害容疑で、京都府警（１２日）共同

筋萎縮性側索硬化症（ALS）患者への嘱託殺人罪で医師2人が起訴された事件を巡り、京都府警は12日、2011年にうち1人の父親を殺害した疑いが強まったとして、殺人容疑で医師ら3人の逮捕状を取った。同日中に逮捕する方針。捜査関係者への取材で分かった。
　捜査関係者によると、逮捕状を取ったのは医師大久保愉一容疑者（43）と医師山本直樹容疑者（43）、山本容疑者の70代の母親の3人で、山本容疑者の父親＝当時（77）＝を殺害した疑いがある。
　山本、大久保両容疑者は19年11月、ALS患者に頼まれて殺害したとして、嘱託殺人容疑で逮捕、20年8月に同罪で起訴された。
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