愛媛県沖 貨物船衝突事故 不明の乗組員3人 潜水による捜索続く(29日)NHK
27日、愛媛県沖の瀬戸内海で外国船籍の船と衝突した日本の貨物船の乗組員3人の行方が分からなくなっている事故で、海上保安庁の特殊救難隊を中心に、海底に沈没した貨物船のエンジンルームを目指して潜水による捜索が断続的に行われています。
27日の夜、愛媛県今治市の北西の来島海峡付近で日本の貨物船「白虎」と、外国船籍のケミカル船「ULSAN PIONEER」(ウルサン パイオニア)が衝突し、貨物船は転覆して沈没しました。
この事故で貨物船の船長の佐藤保さん(66)、1等機関士の小川有樹さん(27)、2等機関士の上畠隆寛さん(22)の3人の行方が分かっていません。
潜水による捜索は海上保安庁の特殊救難隊を中心に28日から29日午前にかけて4回にわたって断続的に行われました。
今治海上保安部によりますと、潜水による捜索は、海底に沈没した貨物船の船内のうち機関士の2人が当時いたとみられる船尾付近のエンジンルームを目指して行われています。
しかし、水深がおよそ60メートルと深く貨物船が逆さまの状態で沈没していることなどから船内に入ることはできたものの捜索は難航していて、これまでのところ行方不明の乗組員は見つかっていないということです。
潜水による捜索はこのあとも潮の流れが弱まる時間帯をみて行われる予定です。
また、海上保安部などは周辺の海域で船による捜索を続けています。
船は通常、右側航行ですが、来島海峡は潮の流れの向きによってルートが変わる珍しい海域で、事故当時は左側航行でした。
左側航行の場合、海峡の出入り口で右側航行に戻ろうとする船と左側航行に変えようとする船のルートが交差するということです。
海上保安部は事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210529/k10013057651000.html
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