大麻に関する規制の在り方を話し合う厚生労働省の有識者検討会は28日、若者の大麻乱用への懸念を踏まえ、「使用罪」導入の必要性に言及した取りまとめ案を議論した。同省は委員から出た賛否の意見を考慮した上で、6月に規制見直しなどの考え方をまとめる。
案はインターネットの普及で違法薬物の情報を得やすくなったことなどが乱用の一因と指摘。現行法で大麻使用に罰則がないのは、栽培許可を持つ農家が成分を吸う懸念があったためだが、農家への調査で成分は検出されず、罰則を科さない理由は見いだせないとした。
委員からは「覚醒剤などへの規制と併せて考えるべきで、大麻に使用罪がないのはおかしい」との意見が出た。一方「使用罪があったからといって、使用をやめるとはかぎらない。抑止効果は不明だ」として反対する声もあった。
https://www.sankei.com/article/20210528-HLDLATK4ZNJORCH2ZGCS3FN4BM/