「信頼裏切り申し訳ない」真っ先に接種の神河町長が謝罪会見 「割り込みではない」と釈明 (13日)共同
兵庫県神河町の山名宗悟町長(62)が、65歳以上の優先者でないにも関わらず、神崎総合病院の開設者として新型コロナワクチンの接種を受けていた問題で、山名町長は13日に会見を開き、「町民の信頼を裏切り申し訳ない」と謝罪した。
問題を報じた13日付朝刊の本紙記事などを受け、町役場では午前9時前から幹部が対応を協議。同じ時刻には、町内各戸にある放送機器を通じ、山名町長が謝罪と経緯を説明した。
会見の冒頭、山名町長は「町民に事前に伝えることなくワクチン接種をし、ただただおわび申し上げる」と謝罪。一方で、病院開設者として毎週、会議に出向くことを理由に「接種はリスク管理の一環だった。予約のキャンセル分を打っており、ワクチンの有効活用という国の方針にも合っている」と従来の主張を繰り返した。
さらに「割り込みで先に打たせてほしいと言ったわけではない。病院の事務職も接種を受けており、私が関係者として接種を受けることはルール違反ではない」という認識を示した。
町民からは批判の声も上がった。
同病院を訪れた町内の男性(87)は「一刻も早くワクチンを打ってほしいと思っているが、まだ打てていない。上に立つ人は先に打つべきでない」と批判。接種の予約がまだできていないというパートの女性(72)は「町長はいろいろなところへ出向くので、ワクチンを捨てるよりはよかったかもしれない」としつつ、「医療関係者でもまだ打てていない人がいると聞く。キャンセルが出ても譲るべき人、困っている人に回すべき」と話していた。(吉本晃司)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202105/0014322664.shtml
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