部屋から刃物１０本以上押収 茨城家族殺傷事件の容疑者 県警、関連を慎重捜査（１１日）産経

茨城県境町で令和元年に会社員、小林光則さん＝当時（４８）＝ら家族４人が殺傷された事件で、小林さん夫妻に対する殺人容疑で逮捕された無職、岡庭由征（おかにわ・よしゆき）容疑者（２６）＝埼玉県三郷市＝の自宅の部屋から、１０本以上の刃物が押収されていたことが１０日、捜査関係者への取材で分かった。
　刃物は、昨年１１月に警察が別事件で家宅捜索した際に発見。法令に違反するものではなかったが、危険薬物も見つかり、茨城県警は所持目的を調べるとともに、小林さん家族が襲われた事件と関連があるかどうかを慎重に捜査している。
　また事件前に容疑者が購入した催涙スプレーは複数回使える大型のものだったことも判明した。
　捜査関係者によると、岡庭容疑者が危険な薬物などを購入しているとの情報があり、茨城、埼玉両県警が昨年１１月に自宅を殺人予備容疑で家宅捜索し、薬品や衣服など約６００点を押収した。
https://www.sankei.com/affairs/news/210510/afr2105100019-n1.html