警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（５、６日　単位・レベル）
放火犯の検挙者が増える
【治安うんちく】
　北九州市で相次いでいた放火事件で、自称風俗店従業員の男（２０）が福岡県警に逮捕された。５日午前２時４０分ごろ、小倉南区の会社経営の女性（５６）宅に駐車中の車に放火した容疑。同市では４日、駐車場に止めてあった車２台が全焼する火事など車を焼く不審火が４件も相次ぎ、警察は連続放火事件とみて捜査していた。
　そんな最中の５日の火災後、パトカーが現場周辺を走行する男の軽乗用車を見つけ、挙動が不審だったため任意同行したところ、関与を認めたという。
　…　…　…　…　…
　警察庁によると令和３年３月現在の放火事件の認知件数は１９２件で、前年より１９件の減少。過去５年間で最も少なかった。ところが検挙人員は５人増の１３０人だった。
　ランキングは大阪の２７件、東京の１８件、神奈川と福岡が各１２件、埼玉と北海道が各１０件などだが、北海道が前年より８件も増えている。
　検挙人員のランキングは大阪の１７人、東京の１３人、愛知の１２人、埼玉の９人、北海道の８人など。
　一方、検挙率は前年より７ポイントアップの８８．５㌫。ランキングは滋賀と京都の各３００㌫、沖縄の２００㌫、宮城の１１２．５㌫、神奈川の１０８．３㌫と続く。１００㌫は岩手、長野、高知など１５県もあった。東京は９４．４㌫だった。
低かったのは長崎の２０㌫、茨城、千葉、熊本、鹿児島の各５０㌫など。
　それにしても北九州市での職質による逮捕。コロナ禍でマスク姿が多く、指名手配犯の逮捕に苦労していると思うと感動した。
　 首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

【特殊詐欺に注意】
★還付金詐欺防ぐ切り札か　都内2信金が手口逆手の新対策（５日）朝日
https://www.asahi.com/articles/ASP545D0QP51UTIL00L.html

★ＧＷ中も気を付けて！　「フィッシング」急増で注意喚起―業界団体（２日）時事

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